
|
朝、温泉に入った後で朝食。
チェックアウト。
小雨が降っている。花巻農業高校へ向かう。
途中、虹に遭遇。
|

花巻農業高校 |
賢治は教師をやっているだけの自分の姿勢に疑問を持ち、一人の農民として農民とともに生きようと決意する。
花巻農学校を退職して農民として生活を始めた記念すべき建物、それが羅須地人協会。
当時は北上川をのぞむ高台にあったが、現在は数奇な巡り合わせにより花巻農学校構内に移され管理されている。
その経緯は写真の看板に記載されている。
←左の画像をクリックすると拡大します
|
羅須地人協会 |
いざ、羅須地人協会(賢治の家)へ。
←左の画像にマウスを重ねてください
|
 |
入り口には有名な「下ノ畑ニ居リマス 賢治」がある。
中に入ると2階へ続く階段とその脇に廊下がある。
←左の画像にマウスを重ねてください
|

|
階段の右にはガラスケースにコートが飾られている。
教師時代の賢治が寒そうにしていた生徒に自ら脱いで贈ったコート。
廊下を進み突き当たりを右に折れると、小さな教室。
←左の画像にマウスを重ねてください
|

|
ここには足踏み式オルガンもある。
入り口の廊下の左側は和室。
賢治の家は質素かつシンプルな作り。
そんな小さな家の中でも外に対して開かれている開口部の多さが印象的。
賢治はしょっちゅう外の風景や外の人々と交わっていたのでは。
←左の画像にマウスを重ねてください
|

わんこそばを食する |
昼時になり、加倉井さんの提案でわんこそばを食することに。
花巻市内のやぶ屋さんへ。
KAGAYAさんも私もわんこそばは初体験。
加倉井さんが前回たてた記録を目指す。
お椀が空になるとすかさずそばが放り込まれる。わんこそばは格闘技?
どうですか、この戦果!会心の笑みのKAGAYAさん。
おそばはとてもおいしかった。でも、しばらくは結構ですっ(ゲフ)。
※何杯食べたかは秘密
←左の画像にマウスを重ねてください
|

宮沢賢治童話村
|
車で宮沢賢治童話村へ。
今にもジョバンニや又三郎、山猫がでてきそうな賢治童話の世界で楽しく遊ぶ「楽習」施設。平成8年10月にオープン。
中に入ると遊歩道があり自然の中を歩きながら賢治作品に親しめるようになっている。作品に関連するオブジェがあり、そばへ行くとスピーカーから作品の朗読が流れてくる。
←左の画像にマウスを重ねてください
|

賢治の学校
|
星座を型取ったフロアが美しい。
賢治の学校と呼ばれる施設内へ入る。
「ファンタジックホール」コーナーは「賢治の椅子」が置かれている。
その対面にはモニターが複数台あり、映像によって賢治の世界を紹介してくれる。
←左の画像にマウスを重ねてください
|

天空の部屋 |
「天空の部屋」コーナーでは床面に40インチ16面のマルチ画面が埋め込まれ、雲間からのぞくイーハトーブの大地が映し出される。
そのモニターの上に立つと自分が風や雲になり花巻上空に浮遊しているかのような感覚を覚える。 |

大地の部屋 |
「大地の部屋」コーナーは昆虫や小動物などの巨大ジオラマの世界。
|

水の部屋 |
「水の部屋」コーナーはイフェクトライトの照明で青い水のゆらめきが表現され、美しい水のゆらめきの中にいる錯覚を覚える。
一通り、童話村内を巡った後、車に戻り林風舎へ移動。
花巻駅前の林風舎。
林風舎は、宮沢賢治の実弟、宮沢清六さんお孫さんにあたる宮沢和樹さんのお店。フクロウや賢治に関する小物、置物など土産物がたくさんある。2階は喫茶になっており、時には素敵な小コンサートも開かれる。宮沢和樹さんは、現在、親族を代表して宮沢賢治の写真の管理等を行っていらっしゃる方。「銀河鉄道の夜TYPING」のご挨拶にどうしても伺いたかった。ご挨拶させていただくと快く私たちと本製品を迎え入れてくださった。しばし歓談。1階のお土産物屋さんで「雨ニモマケズ」手帳などを購入。新花巻駅へ向かう。駅前で会社へのお土産に賢治最中などを買い求めた後、新幹線で帰京。
|
賢治の里花巻への旅行は、賢治へ近づけたような気持ちにさせてくれました。東京では決して見ることの出来ない空の青、雲の動き。想像力をかりたててくれる山々。光の色と空気感の違い等を認識することで賢治をより理解できたような気がします。
また、ご一緒したKAGAYAさんの取材姿勢を見ることができたことも貴重な体験でした。土や岩を手にとり触感を楽しんでからじっと凝視。線路のレールをしゃがんで間近で観察。とにかくフットワーク軽やかにどんどん取材をこなします。
あのような素晴らしい絵を描く下地にはこのようなたゆまぬ努力があるのでしょう。描くものをどこまでも観察し、突き詰めていく。取材時にはすでに作品作りがはじまっていました。画家KAGAYAさんは観察者KAGAYAさんでもあったということを思い知りました。
KAGAYAさん、加倉井さん、そして花巻の皆さん、どうもありがとうございました。